新日本プロレス16日静岡大会の「NEW JAPAN CUP」準決勝で、ザック・セイバーJr.(37)がデビッド・フィンレー(31)に敗れ、決勝進出を逃した。

 前IWGP世界ヘビー級王者のザックと、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」を率いるフィンレーによる〝最強外国人選手決定戦〟は、超ハイレベルかつ一進一退の攻防が続いた。変幻自在なザックの関節技に対し、フィンレーはパワーボムをはじめとしたパワーとスタミナを生かした攻撃で応戦する。

 ネックロックを切り返されたザックはINTO OBLIVIONを浴びて窮地に。何とかオーバーキルをキャッチすると、ザック式タイチ式外道クラッチで丸め込む。これをカウント2で返したフィンレーをアックスボンバーで吹き飛ばし、コーナーを利したトルネードDDTを決めた。

卍固めでフィンレー(下)の動きを止めるザック
卍固めでフィンレー(下)の動きを止めるザック

 ところがセイバードライバーを阻止され、そのまま一気にオーバーキルを浴びてしまい勝負あり。無念の3カウントを聞き、2022年大会以来3年ぶり3度目の優勝はお預けとなった。

 バックステージでは「アイツは大きく強い男だ。おめでとう。幸運を祈るよ、デビッド。これまでNJCを制した外国人はいたけど、その数はまだ少ない。だからお前が勝って、(IWGP世界ヘビー級の)ベルトも取るんだ」とフィンレーにエール。同時に「そしてワンワン吠えるお前からIWGP世界ヘビー級王座を奪還する方が楽しそうだ。頑張って」と雪辱を誓っていた。