新日本プロレス15日名古屋大会で、ミスターこと永田裕志(56)がIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)に敗れ、悲願の最高峰王座返り咲きはならなかった。
2011年12月名古屋大会以来、実に13年3か月ぶりの最高峰王座挑戦。56歳にして大一番を迎えた永田は、第三世代の盟友・小島聡、そして長男・裕生君とともに入場し、会場から大「ナガタ」コールで迎えられた。
IWGPの4文字のために鍛錬を積み重ねてきた男は、怒とうの猛攻で王者を攻め立てた。代名詞の白目式腕固めに捕獲したかと思えば、タイナーから雪崩式エクスプロイダーを発射。さらには大☆中西ジャーマン、バックドロップと得意技を連発した。
しかし、GTWで反撃を許すと、激しいエルボー合戦からヘッドバットを打ち込まれ、昇天・改でマットに叩きつけられる。左ミドルをキャッチして浴びせ蹴りを繰り出したが、ラリアートを連発され、最後はGTRでついに力尽きた。
追いかけ続けたベルトにあと一歩及ばなかったものの、試合後の会場からまたしても「ナガタ」コールが湧き上がった。頭を下げて退場した永田は、バックステージにも裕生君とともに姿を現し「チッキショー…勝ちたかったな…勝ちたかったよ。悔しくて悔しくて仕方ないよ。やっとつかんだ挑戦権だったのに。でも後藤は強い。苦しんで苦しんでIWGPのベルトを取っただけのことはありますよ」と悔しさをあらわにした。
長い年月を経て、ようやくつかんだチャンスを生かすことはできなかった。それでも簡単に諦めるわけにはいかない。「なんとしても、もう1回取らなきゃ。もう時間はそこまで残されてないかもしれないけど、やっぱりこれからもまたIWGPを念頭に戦っていきたいと思います。諦める時が辞める時ですよ。俺がベルトを取るか、体が動かなくなるか、どっちが早いか」と再挑戦に意欲。
「まだまだ立ち上がりますよ。本当に強いヤツは誰か分かったでしょ? 倒れてもそこから立ち上がるか、立ち上がらないか。本当に強いのはそこでしょ。また立ち上がります」と前だけを見ていた。












