ドジャースの大谷翔平投手(30)のライバルといえば、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)だが、ここに来てロイヤルズのボビー・ウィット内野手(24)が浮上している。

 MLB公式サイトは15日(日本時間16日)に野球界で最高の選手は誰かと匿名で100超の選手が回答したアンケート結果を発表し、大谷が1位、2位がウィット、3位がジャッジだった。

 同サイトは「大谷は50本のホームランを打てる。50盗塁できる。第一線の先発投手になれる。ワールドシリーズで優勝したばかりだ。過去4年間でリーグMVPに3回選ばれているが、すべて満場一致の投票によるものだった。彼はスポーツ界最大のスーパースターだ。大谷はまさに唯一無二の存在だ。だからこそ、多くの選手が彼を1位に指名したのだ」と解説。ナ・リーグの三塁手も「それは明白なことだ」と主張している。

 2位のウィットに対して、ナ・リーグの外野手は「(1位は)ショウヘイだが、ボビー・ウィットのケースも考えられる」はコメントしている。

 大谷とウィットのライバル関係を老舗のスポーツ・イラストレイテッド誌(電子版)もクローズアップしている。16日(同17日)に「長年、野球評論家を務めている人物は大谷がもはやMLBの才能の頂点にいるとは考えていない。ロイヤルズの新進気鋭の内野手がこの栄誉に値するからだ」と指摘。米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が「長年の評価者がウィットは世界最高の選手だと考えていると語った。ショウヘイ・オオタニより優れているか? ええ、少なくともオオタニが投球に戻るまではそうです、と彼は言った」と書いたことを紹介した。

 ウィットは新時代のヒーローで、昨季はア・リーグMVP投票で2位に入った。「昨季、ウィットは大谷より高いbWAR、打率、ア・リーグ首位打者、そしてヒット数を記録。ロイヤルズはア・リーグ地区シリーズに進んだ」。ウィットのbWAR9・4、打率3割3分2厘、211安打で大谷はbWAR9・2、打率3割1分、197安打だった。

 一方、「大谷は本塁打、打点、盗塁、出塁率、長打率、OPSでウィットをリード。MVP、史上初の50―50、そしてチーム入団1年目でワールドシリーズトロフィーを獲得した」と昨季の偉業を強調している。

 その上で「大谷はキャリアの絶頂期にいるが、ウィットは若く、今後も打撃で印象を残し続けるか可能性が高く、それは重要な点」。ウィットは打撃だけではなく、最も守備の負担が重いとされる、遊撃手というのもポイントだろう。

 最後に「大谷がハイレベルの投球に戻れば、リーグで最高の選手が誰であるかは疑問の余地がない」とまとめた。