ドジャースは16日、MLB東京シリーズのプレシーズンゲーム(東京ドーム)で阪神と対戦した。いきなり初回に注目の対決が実現。2023年春にWBC日本代表の大谷翔平投手(30)が阪神との強化試合で放った〝膝つき弾〟は今も語り草だが、その時の対戦相手だった才木浩人投手(26)がこの日の阪神先発だった。

 大谷は先攻ドジャースの「1番・指名打者(DH)」で出場し、最初の打者として対峙。初球から150キロ超の真っすぐで押す才木に2球で追い込まれた。決め球スプリットを2球見極めたが、最後は3球続いたスプリットにバットが空を切った。虎の主戦投手に成長した26歳が、メジャー最強打者にリベンジを果たした瞬間だった。

 試合前、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)はこんな見立てをしていた。「(2年前に)翔平が膝をついてホームランにしたってことは、スプリットを拾って打ったと思うので、才木投手は同じ球、スプリットは投げないだろうと思います」。結果はスプリットを3球続けての空振り三振。才木の負けん気の強さに、ロバーツ監督もニンマリだったはずだ。