日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)の「状態」がシーズン開幕を目前に注目されている。

 今季「30本塁打、100打点」を目標に掲げる長距離砲は、9日のオープン戦(対中日、エスコン)前に右ヒザに違和感を訴え、以後の試合を欠場。15日ソフトバンク戦(みずほペイペイ)で久しぶりに「1番・中堅」で先発出場したものの、これは和田毅投手(44)の引退記念試合のため。結局1打席で交代となり、実質8日の中日戦からオープン戦6試合連続欠場となった。

 こうなるとファンの間では清宮の本当の状態が気になるところだが、球団関係者によれば清宮の右ヒザはすでに問題ないようで、むしろこれまで欠場は本人を開幕から万全の状態で行かせるための「意図的なチーム側の配慮」だったという。

 日本ハムは今春キャンプ前から新庄剛志監督(53)がナインに対しケガ予防を徹底。「ケガされると(チーム計画が)本当に狂ってくるから」と、少しでも体に違和感や不調がある場合には即時申告するよう通達していた。そんな指揮官や首脳陣の意向に沿う形で、清宮も安全策を取ったようだ。

 すでに本人は15日の試合後「(右ヒザは)大丈夫です。打つのは大丈夫というか(体はもう)元気なんで。試合にも出られます」と話し、新庄監督もここ数日の動きを見て「明日出ます」と16日の敵地ソフトバンク戦から戦列復帰させることを明言した。

 和田との最後の打席では「打とうか打たないかでめっちゃ迷ってて。でも、あの雰囲気になった時に『ちょっとこれは打てないな』と。でも、本気の空振り(三振)だったので。これでいいです」と偉大な先輩の引退に花を添えた清宮。ここからの本格的な最終調整に期待がかかる。