新日本プロレス14日大阪大会の「NEW JAPAN CUP(NJC)」2回戦で、鷹木信悟(42)がボルチン・オレッグ(32)を下しベスト8に進出した。準々決勝(15日、名古屋)でドリラ・モロニーへの雪辱を誓った鷹木は、準決勝(17日、郡山)で対戦の可能性のある海野翔太にも興味津々。NJCから丸刈りに全身白コスチュームで再起を図っている海野への評価は――。

 1回戦はシードでこの日からトーナメントに登場した鷹木は、圧倒的なパワーを誇るレスリングエリートと真っ向勝負を展開。パンピングボンバーで巨体を吹き飛ばすと、最後はバーニングドラゴンで勝利を収めた。

 準々決勝では2月大阪大会での一騎打ちで敗戦を喫したモロニーとの再戦が決定。取材に対して鷹木は「アイツも鷹木、(NJC1回戦で)石井智宏と連破してノリにノッてると思うけど、俺としては戦略を持ってるから、借りを返してやろうと思ってる。自分でエサあげたみたいになっちまってるけど、オイシイ相手になったところを食ってやろうかなと」と雪辱を誓った。

 一方でこの日は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の盟友・内藤哲也がジェフ・コブに敗退。同門対決が消滅し、準決勝に進出した場合の相手はコブと海野の勝者となった。

 今年に入って不振が続き、丸刈り姿で再起した海野は今大会の中でも注目を集めている存在だ。しかし、鷹木は「最初モニターで見た時は新崎人生さんかと思ったよ。(初戦の会場が)愛媛だったし、八十八か所巡りの途中かと思ったよね。新技(Second Chapter)出したっていうから、てっきり念仏パワーボムかと思ったら、ノーザンライトボムじゃねえか。急にラリアートも使い始めたし、何だか90年代の新日本プロレスを感じるから、俺は好きだけどね。ただ、俺の目には軸が定まっていない、ちょっと迷走しているように見える」とバッサリ。

 それでも最後は「まあ若いヤツらが上がって来ないと面白くないからね。俺もまだまだ譲る気はないけどさ」と対戦を熱望した。

 鷹木自身も今年は1月4日東京ドーム大会でNEVER無差別級王座を失っており、NJCでの復活にかける思いは強い。「45歳の後藤(洋央紀)がIWGP世界ヘビー級のベルトを取って、棚橋(弘至)、永田(裕志)が挑戦する流れになってるけど、一番元気なオッサンはこの俺なんだってことを証明するよ。しっかり結果を残した上で挑戦したいし、4月2日の山梨大会にもトロフィーを持って(地元に)帰りたいからね」と豪語したザ・ドラゴンが、トーナメントの頂へ龍がごとく駆け上る。