米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が5日(日本時間6日)に放送され、AEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)がブロディ・キング(37)と前哨タッグマッチで激突した。

 1日(同2日)の「COLLSION」でキングをベルトで急襲して遺恨勃発。AEWのトニー・カーン社長はこの日の放送前、自身の「X」で9日(同10日)のPPV「AEW REVOLUTION」(ロサンゼルス)で、王者オカダvsキングのコンチネンタル王座戦を行うと電撃発表した。

 王座戦へ向けて「DYNAMITE」では前哨戦が組まれ、オカダはメインイベントでリコシェとコンビを組み、キング&スワーブ・ストリックランドと対戦。リコシェとスワーブも、9日のPPV大会でAEW世界王座(現王者はジョン・モクスリー)ナンバー1コンテンダーマッチを控えており、ダブル前哨戦となった。

 地元カリフォルニア州での王座奪取へ気合の入るキングは、場外フェンスに倒れたオカダとリコシェをクロスボディーでまとめて圧殺。続けてオカダはリコシェとともにキングに担ぎ上げられ、スワーブのスワーブストンプをくらってしまう。場外戦でスワーブを鉄階段に叩きつけ、キングには場外とリングで立て続けにDDTを放つも、キングのデスバレードライバーでマットに打ちつけられ、劣勢となる。

 それでも、AEWマットでのオカダはしたたかだ。スワーブがリコシェにハウスコールからスワーブストンプを見舞ってカバーに入ると、すかさずコーナーからダイビングエルボードロップをぶち込んで3カウントを阻止。挑戦者のキングから強烈な水平チョップを浴びた上に、必殺のレインメーカーは防がれたものの、スチームローラーをかわしてコーナーに自爆させた。

 続けて場外に下りてからコンチネンタル王座ベルトを手にリングに戻り、キングの前で身構えた。卑劣なベルト攻撃はスワーブのハウスコールを浴びて不発に終わり、キングのラリアートで場外に転落させられた。ところが、混乱に乗じてリコシェがオカダのコンチネンタルベルトを拾い上げ、レフェリーの死角を突いてスワーブに凶器の一撃。悪の連係が決まってリコシェがスワーブから3カウントを奪い、オカダ組が前哨戦を制した。

 オカダは試合後もベルトを手に、不敵な表情でキングを挑発。PPVでもオカダの磨き抜かれた悪党殺法が決まるのだろうか。