日本陸連は4日までに、女子800メートルで昨年7月に久保凛(東大阪大敬愛高2年)がマークした日本記録(1分59秒93)が世界陸連(WA)では認定されていないことを明らかにした。

 久保は昨年7月に出場した奈良県内での記録会において、19年ぶりに日本記録を樹立。しかし、WAが認める対象競技会ではなかったという。WAは2023年から対象競技会の事前承認制を開始しており、今回の久保の日本記録は日本陸連では公認されたが、大会主催者が条件を満たした上で申請する必要がある中で未申請だった。

 久保は昨年6月の日本選手権で初出場優勝を成し遂げ、同8月のU20世界選手権では6位入賞を果たすなど、国内外の舞台で活躍。1月の取材では「今年は東京の世界陸上(9月)に出たいなと思っている。標準記録(1分59秒00)をちゃんと切って、絶対に出場するという気持ちを持って日々取り組んでいきたい」と決意を述べていた。

 陸上ファンからは「彼女なら近いうちにさらに更新してくれるでしょう」「久保さんならまたすぐ破ってくれると思います」「何はともあれ、久保選手に実力があることに変わりはない」「こんなことに負けずに精進してほしい」「世界陸連公認の大会ってわけでもないし、仕方ないよね。もっとすごい記録をいつか出してくれるよ」などとエールが相次いでいる。