新日本プロレスとメキシコ・CMLLの合同シリーズ「ファンタスティカマニア」28日の後楽園ホール大会で、KAMAITACHIのマネジャーを務めるミスター・タカハシが意外な男にラブコールを送った。

 シリーズ最終戦となったこの日の大会でKAMAITACHIはティタン、サンドカン・ジュニア、マスカラ・カンタン酢トマトと組んで、シェウア&棚橋弘至&田口隆祐&ニンジャ・マックと対戦。棚橋に「マジ卍固めという名の技」を仕掛けるなど、躍動感あふれる動きでチームの勝利に貢献した。

 そして試合後は、すっかりおなじみとなったミスター・タカハシがバックステージに登場。「素晴らしい大会でした。ハワイから飛んできた甲斐がありました。この後サウジアラビアへ試合の交渉をしに行くので、このファンタスティカマニアをいろんな国で開催できたら、それはそれで面白いと思っております」と、一体どこまで権限を握っているのか分からない壮大な野望を明かした。

 ところがこの日は〝天敵メディア〟でもあるエジプト通信のフクヤママサル記者が詰めかけていた。フクヤマ記者は福山雅治に似せた声色で何個か質問を繰り出そうとしたが、これが地獄絵図のようなグダグダっぷり。フクヤマ記者がなぜか観光ビザで日本に入っていることまで明らかになると、さすがのミスター・タカハシも「この空気、どうしたらいいのか。どう終わったらいいか分からなくなってしまったんですね。…帰りましょうか。来年があるか分かりませんが、さようなら」とサジを投げてしまった。

 とはいえミスター・タカハシは、何も爪痕を残さないまま引き下がる男ではない。帰り際に記者を呼び止めると、強引に取材を続行。「今回出場したのは3代目のKAMAITACHIだったわけですが…改めて初代の偉大さも実感したシリーズでした。ところで初代のライバルだったドラゴン・リーは、一体いまどこで何をやってるのですか? 私は非常に興味がありますよ」と、何やら意味深な言葉を残してプライベートジェットでサウジアラビアへと旅立って行った。

 現在WWEで活躍しているドラゴン・リーがミスター・タカハシのマネジメントを必要とするとは到底思えないが…とにもかくにも怪しげなマネジャーとは、これにてしばしのお別れとなった。