新日本プロレスの棚橋弘至(48)が、28日に死去したプロレスラーで東京・文京区議会議員の西村修さん(享年53)に感謝の言葉を送った。

 棚橋はこの日、メキシコ・CMLLとの合同シリーズ「ファンタスティカマニア」の最終戦となった後楽園大会に出場。シェウア、田口隆祐、ニンジャ・マックと組んで、ティタン&サンドカン・ジュニア&マスカラ・カンタン酢トマト&KAMAITACHIと対戦した。

 勝利こそ逃したものの、同シリーズでおなじみのフェースペイント姿でのファイトで会場を盛り上げた。来年1月4日東京ドーム大会での引退を控える棚橋は現役最後のファンタスティカマニアを終え「こうやって現役最後が続いてくるんだね。大丈夫。まだこれからいっぱいやるから」と感慨深げな表情を浮かべた。

G1でも対戦した西村修さん(下)と棚橋弘至(2003年)
G1でも対戦した西村修さん(下)と棚橋弘至(2003年)

 一方でこの日は悲しいニュースもあった。昨年4月からステージ4の食道がん(扁平上皮がん)で闘病していた西村さんが、28日の朝に容体が急変し、都内の病院で死去。棚橋は「本当に若いころから『棚ちゃん』って言ってかわいがってもらって。他の先輩とは一線を画すような優しさと親しみやすさ。相談に乗ってもらって1聞いたら10答えてくれるような先輩で。新日本を離れてから会場でお見かけしても『元気ですか』とか、本当に気にかけてくれましたね。感謝しています。本当にご冥福をお祈りします」と、先輩の死を悼んでいた。