楽天を自由契約となり、巨人に新加入した田中将大投手(36)が24日、ロッテとのオープン戦(那覇)で移籍後初めての実戦登板を果たす。

 23日は沖縄・那覇キャンプでブルペン入りし、捕手を本塁ベース手前に座らせて変化球を交えて20球を投げ込むなど最終調整。「ユニホームが違う相手に投げる、今年最初なので。今までやってきたことをしっかり出せるかどうか、そこだけです。どれだけしっかり投げられるか。第一歩になると思うので、しっかり投げられたらと思います」と腕をぶした。

 25日の春季キャンプ打ち上げまであと2日。フォーム改造のため、キャンプインから連日、久保巡回投手コーチのマンツーマン指導を受けてきた。疲労度合いについて「もちろん、疲れてますよ。大変ですよ。はい」と苦笑いしながら本音をポロリ。

 日米通算200勝まであと3勝に迫るレジェンド右腕だけに、自身の体調状態はきちんと把握。「疲れているのに毎日毎日、マルティネスがあおってくるし(笑い)。『もう帰んの?』とか『ノックを受けろよ』とか、すごい言ってくる。でも、そこをね、ノリでやっちゃうと自分に後で跳ね返ってくるので、そこはしっかり守りながら量を(抑えている)。同じではないんでね」とチームメートと打ち解けながらも冷静に自制している。

 迫るGデビュー登板に向け、田中将は「1イニングですし、あれこれ考えすぎず、まずはその対バッター。もちろん、そこは多少やっぱり頭に入ってきますけど、まずは自分本位にいけたらなと思います」。阿部監督も「投げる感覚をよくしていってほしい」と期待を寄せた。