女子プロレス団体「マリーゴールド」のロッシー小川代表(67)が、15日(日本時間16日)にメキシコで死去したグラン浜田さん(本名・浜田広秋、享年74)を追悼した。

 小川氏は1998年に設立したアルシオンで浜田さんの四女・浜田文子をデビューさせた。「当時2世では浜口京子の方が有名だったんですが、自分は浜田文子に目をつけていたので。入団する時も、浜田さんは『本人がそうしたいなら、それでいい』みたいな感じでしたよ」と振り返る。「デビュー目前によく2人でスパーリングをやってましたね。ルチャではなく日本スタイルの。浜田さんは練習が好きな方だったので、選手の練習をよく見てもらいました。一見いい加減な雰囲気の人なんですけど、練習は厳しかった」と明かした。

メキシコの浜田邸を訪れ、文子(中)と記念撮影するルー・テーズ(左=1982年)
メキシコの浜田邸を訪れ、文子(中)と記念撮影するルー・テーズ(左=1982年)

 浜田さんと文子は99年8月みちのくプロレス群馬大会で、日本人レスラー初の父娘タッグを結成。2000年6月のアルシオン&みちのく&バトラーツ合同興行(後楽園)では男女混合のP☆MIXタッグ王座を獲得すると、何とそこから15年の月日がたった15年9月の自主興行(新木場)でジ・ウインガー&朱里を相手に初防衛に成功していた。

 小川氏は「時には常人では理解できない感覚を持った、いかにもプロレスラー親子という感じでした。でも最期は娘の近くにいられてよかったんじゃないですかね。日本ではなくメキシコを最期の場として選んだのは、何か感じることがあったんじゃないかな」。父娘の特別な絆を回想しつつ、故人の冥福を祈っていた。