ヘンリー王子とメーガン妃が慈善団体を通じて米民主党の〝選挙戦略家〟に多額の寄付を行っており、議会調査を求める声が上がっている。米紙ニューヨーク・ポストが先日、報じた。

 ヘンリー王子とメーガン妃が設立した非営利団体「アーチウェル財団」は2023年に〝民主党のフェイク情報対策のお抱え〟と呼ばれている選挙戦略家のジオレ・クレイグ氏に14万6500ドル(約2232万円)を寄付した。

 クレイグ氏は以前、ワシントンDCの調査会社に勤務し、2018年から2021年まで副社長を務めた。前回の大統領選挙期間中の同社のデジタル戦略の一つは、バイデン前大統領の年齢に関する風説や同氏の家族に関する否定的なコメントに対抗することだった。

 アーチウェル財団が民主党の関係者に資金提供していることは、人々の注目を集めている。保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」の研究員ナイル・ガーディナー氏は「アーチウェル財団の寄付を議会が精査すべきだ。ヘンリー王子とメーガン妃は依然として英王室の称号を保持しており、いかなる形であれ政治活動に従事すべきではない。実に言語道断だ」と述べた。

 ヘンリー王子夫妻の広報担当者はニューヨーク・ポスト紙に「公爵夫妻は2024年の大統領選で、どの候補者も支持しなかったことに留意することが重要です。彼らが民主党に取り入ろうとしていると示唆するのは見当違いです。公爵夫妻は、本当に変化をもたらす人々や取り組みに投資することに尽力しています」とコメントした。

 英王室メンバーは長い間、政治的中立を実践しており、一般的に公に特定の政治家や政党に好意を示すことを避けている。