西武は29日、埼玉・所沢の球団事務所で新外国人選手のトレイ・ウィンゲンター投手(30)、エマニュエル・ラミレス投手(30)、タイラー・ネビン外野手(27)、レアンドロ・セデーニョ内野手(26)の入団会見を行った。
オリックスで昨季15本塁打を記録し、主軸としての期待がかかるセデーニョは「できるだけ多くの打点を稼ぐことが仕事だと思う。2年間ライオンズと対戦してきたけど、すごくいい投手がいるチームだと思っていた。ホームランキングを取りたい」と来日3年目の決意を語った。
ネビンは大谷が一昨年まで所属したエンゼルスの監督を務めたフィルを父に持ち、内外野をこなすユーティリティープレーヤー。新天地のユニホームを着用し「日本に来ることができてうれしい。米国でも多くの日本人選手が活躍しているので、自分も日本で頑張っていきたい」と力強く意気込んだ。
昨年は主軸を期待された助っ人のアギラー、コルデロが7月までに不振や故障で相次いで離脱。2人合わせて打率1割7分5厘、3本塁打、14打点、55三振と惨たんたる成績に終わった。球団は7月までに4人の野手育成選手を支配下に引き上げ松原聖弥外野手(30)、野村大樹内野手(24)を交換トレードで獲得したが、いずれも低迷するチームの起爆剤とはならなかった。
昨年の数字が全てリセットされ、キャンプに向かう今のタイミングは12球団全てが希望に満ちあふれている時期だ。
しかしながら、チーム内には早々と「ソフトバンクと違ってウチのオーダーは現時点でまだ見えていない」という不安が露見し始めているのも事実だ。補強を敢行したとはいえ、その新外国人がチームにフィットするかどうかは別問題。仮に昨季同様の〝トラブル〟が発生した場合において二の矢、三の矢を果たして打てるのか――。その危機管理が再び問われてくる。
渡辺久信前GM兼監督代行(59)は、チームの大低迷と編成失敗の責任を取る形で退団。だが昨季まで同前GMの「右腕」として全ての外国人補強、トレードの意思決定にも関わっていた広池浩司球団本部長(51)は今季も現職にとどまっている。あらためて、その手腕が注目されることになりそうだ。












