強い、強すぎる…。全日本プロレスの〝最恐双子〟斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)の勢いが止まらない。

 暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」Aブロックで開幕から4連勝中の2人は、30日大阪大会の公式戦で芦野祥太郎&田村男児と対戦。いきなりジュンが左脚を狙われ、苦しい展開となった。

 田村に左脚から鉄柱に激突させられ、5分過ぎには芦野のストレッチマフラーで捕まった。それでも右脚でビッグブーツを繰り出してピンチを逃れると、ようやくタッチを受けたレイが大暴れ。芦野に「フアーオ」と奇声を上げながらチョップを叩き込み、髪留めを外して長髪をなびかせたジュンも滞空式ブレーンバスターを田村に発射だ。

 さらに合体のチョークスラムを芦野と本田に見舞い、一気に流れを引き寄せた。田村の変型テキサス式四つ葉固めと芦野のアンクルロックで2人が捕まる場面もあったが、これを逃れると再び攻勢に。最後はレイがアイスバイン(アッパー式掌底)を田村に命中させ、ジュンがサイコブレイク(コブラクラッチスラム)でトドメを刺した。

 これで5戦全勝の勝ち点10で同ブロック単独首位をキープ。残る公式戦は、12月1日米子大会の大森北斗、羆嵐組戦だけで、12月8日の東京・後楽園ホール大会では優勝決定戦が行われる。史上初となる世界タッグ王者での全勝優勝へ、このまま突き進む。