米プロバスケットボールNBAのレイカーズでプレーする八村塁の発言を受けて、日本バスケットボール協会(JBA)の三屋裕子会長(66)が30日、都内で報道陣の取材に応じた。
八村は13日のグリズリーズ戦後に、男子代表を指揮するトム・ホーバス監督の手腕を疑問視し、日本協会にも苦言を呈した。23日にも同趣旨の発言を行った。JBAは、29日に三屋会長の声明を発表したが、この日、騒動後初めて公の場に出た三屋会長は、〝16日間の沈黙〟について、こう弁明した。
「私もいろいろ考えていたことはあるけど、組織のトップとして発言するのはそれなりに(発言が)重いわけで。これ(一連の騒動)が不祥事かと言われれば違うし、コンプライアンス違反でもない。その時にJBAの会長としてどういう立場で何を言うか、私自身かなり悩んでいた。私ができることはここでしっかりと組織(JBA)の考え方をお伝えして、彼らがバスケットに集中できる環境をつくってあげることだった」
28日には、元NBAプレイヤーで日本代表の渡辺雄太(千葉)が取材対応し、今回の騒動において自らの考えを明かした。だが、依然として事態は収束しそうにない。
三屋会長は「この一連の出来事の中で(代表選手との)コミュニケーションを改善しないといけない」と表明。その上で「一つは、今まで海外で活動している選手の窓口が、気心の知れている人間に任せてしまっていた。JBAとして、この人がカウンターパート(選手の担当者)であることを明確にしないと、相手側が代理人ということで何人も間に入る。そこはしっかりと(JBAで)責任者を据えていきたい」と改善策を語った。
また、協会トップは、もう一つの対応策について「JBAにもアスリート委員会がある。男子も女子も含めて、このアスリート委員会を今一度活性化して、選手の声をよりJBAに届けてもらう仕組みづくりが必須だと感じている」との考えを示した。












