米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(28)が、プレーオフの大舞台で名門の〝主役〟に指名された。

 八村はレギュラーシーズン終盤にグングンと調子を上げ、12日に行われた最終戦のジャズ戦では先発出場して22得点、10リバウンドと自身今季初の〝ダブルダブル〟を達成して締めくくった。チームは西カンファレンス4位でプレーオフへと進み、いよいよ18日(日本時間19日)の1回戦(7回戦制)で同5位のロケッツと激突する。

 6年ぶりのファイナル制覇を目指す名門では、レジェンドのレブロン・ジェームズなどを差し置いて八村がエースとして期待を寄せられている。

 レイカーズ専門メディア「レイクショーライフ」は、プレーオフに向けた特集を掲載。「八村塁のレイカーズでの躍進は衰える気配がない。八村のシュート力が、ヒューストン・ロケッツとの対戦における最大のカギとなるかもしれない」と八村をキーマンに指名した。

「NBAプレーオフは、最も重要な局面で最高のプレーを見せられるかどうかがカギとなる。好調な状態でプレーオフに臨むことは対戦相手にとって脅威であり、もし選手がその勢いをポストシーズンに持ち込めれば、まるでエリートレベルのパフォーマンスを最初から発揮できるようなものだ」と同メディアは指摘した上で、こう断言した。

「パープルとゴールドのユニフォームを着た選手の中で、ここ5試合で八村ほど好調な選手はいない。八村はシューターとして絶好調だ。このシーズン最後の5試合で、平均16・6得点、5・2リバウンドを記録し、3ポイントシュート成功率は驚異の61・1%を誇っている」と強調。「八村の好調ぶりと、彼がこれまで築き上げてきたポストシーズンでの実績を考えると、初戦で最大のキープレーヤーとなる可能性がある」。八村はこれまでもプレーオフで強烈な活躍ぶりでたびたびインパクトを残しており、現在の好調ぶりも考慮すると今回は大爆発すると脚光を浴びている。

「八村はレイカーズにとってこれまで以上に重要な存在となっている。NBAでの6年間のキャリアにおいて、通算31試合のプレーオフで3ポイントシュート成功率は48・5%を記録している」と強調。「シュート力は常に重要であり、特に現代のNBAではなおさらだ。特定の対戦相手との試合では、コートを広く使えることがシリーズの勝敗を左右することもある。レイカーズがロケッツと1回戦で対戦するにあたり、八村のシュート力は、このシリーズの流れを一人で変える可能性を秘めている」と同メディアは勝敗の行方は八村が左右すると結論付けた。

 まずロケッツを撃破すれば、一気に名門が波に乗る可能性もある。世界中が注目するプレーオフで八村が爆発すれば、悲願のファイナル制覇も見えてきそうだ。