米プロバスケットボールNBAブルズの河村勇輝(24)の活躍ぶりを地元放送局が大特集した。

 河村はツーウエー契約を結んでおり下部Gリーグと行き来しながらプレーしている。名門ブルズで着実に出場時間を重ねており、3日(日本時間4日)に行われた敵地でのニックス戦に途中出場から4分35秒プレーし、3得点1アシストをマークした。試合は96―136で大敗した。

 河村の奮闘ぶりを地元放送局「FOX32シカゴ」が1コーナー分の時間を割いて特集。「NBAで最も身長の低い選手がブルズで大きなインパクトを与えている」と題して、2人のMCがこれまでのプレー内容などについて語り合った。

「身長173センチのガード、河村勇輝はシカゴで急速にファンのお気に入りになりつつあり、NBAでは身長が全てではないことを証明している」と強調。その中で具体例として挙げたのが、話題となった衝撃のジャンプボールだ。

 1月31日(日本時間2月1日)に行われた敵地でのヒート戦に河村は途中出場すると、第4クオーター中盤に相手のカスプラス・ヤクチオニスと互いにボールを譲らず激しく奪い合い、ジャンプボールになった。河村の身長173センチに対し、ヤクチオニスは196センチと23センチの身長差があり、ボールをゲットするのは絶望的な差とみられたが、審判がボールを宙に投げると、河村は驚異的なジャンプ力と絶妙なタッチでなんとマイボールにしたのだ。まさかの超絶プレーに、NBA公式が動画を上げて注目するなど大きな話題を呼んだ。

 この様子を動画で振り返りながら、司会者は「彼は身長が高くない全てのバスケットボール選手に希望を与えている」などと絶賛した。

 河村は再建途上の名門で確実に爪あとを残しつつある。