巨人の阿部慎之助監督(45)が4―0で勝利した14日の阪神戦(東京ドーム)後、「8番・右翼」で先発出場し1号満塁弾で試合を決めた浅野翔吾外野手(20)を絶賛した。

 鮮烈なアピールに成功した。0―0の4回二死満塁でこの日2打席目を迎えた浅野は、相手先発・及川の投じた3球目、129キロのスライダーを完ぺきに捉えると、打球は放物線を描きながら左翼スタンドへ。衝撃の一発で試合を大きく動かすと、ベンチの阿部監督も思わず笑顔がこぼしながら両手を叩いた。

 ベンチに戻るとナインから手荒く祝福され、息を荒らげながら照れ笑いを浮かべた浅野。「開幕一軍でスタメンでも使ってもらったのに全く打てずに迷惑ばかりかけていたので、2回目の昇格の初安打で本塁打が打てたのはめちゃくちゃうれしいです」と喜びを爆発させた。

ベンチメンバーから祝福される浅野(右)
ベンチメンバーから祝福される浅野(右)

 これには阿部監督も「いやあ、びっくりしました。打った瞬間はどうかなと思ったんですけどね。角度は良かったんですけど。でも完ぺきな本塁打でしたね」と感嘆。試合前練習中には言葉も交わしたという指揮官は「『打てなかったらすぐサヨナラするぞ』って言って。それは冗談だけど(笑い)。『思い切ってやれ』と、そういう意味も込めて言った」と〝阿部節〟でゲキを飛ばしたことも明かした。