全日本プロレス13日の大阪退会で3冠ヘビー級王者の安齊勇馬(25)が諏訪魔(47)の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。
全日本プロレスにスカウトしてくれた恩人との団体最高峰王座戦。若き王者は序盤から、今回が最後の3冠挑戦という悲壮な覚悟で挑んだ諏訪魔の猛攻にさらされた。延髄斬りからDDTを浴びると、場外でも痛めつけられいきなり主導権を握られる。ジャンピングニーもかわされ万力スリーパーと挑戦者の早い仕掛けに苦しんだ。
諏訪魔の勢いは止まらない。キャプチュード、投げ捨てジャーマン、ラリアートと強烈な技を連発される。安齊はダブルアームスープレックス、ジャーマンからフェースロックに捕獲し反撃に転じるも、バックドロップで投げ捨てられまたも劣勢に。強烈なラリアートを挟んで、さらに岩石落とし3連発を浴び絶体絶命の窮地に陥った。
それでもこれをカウント2で返すと、ラストライドだけは間一髪で回避。ラリアートをジャンピングニーで迎撃すると、投げ捨てジャーマンからジャンピングニーで形勢逆転に成功した。なおもジャンピングニー3連発を決めると、ひざまずいた諏訪魔にニーパットを外してのランニングニーを発射。最後はバックドロップで激闘に終止符を打った。
試合後のリング上で安齊は「バカ強え諏訪魔さんと戦えて光栄でした。俺のこと全日本に誘ってくれてありがとうございます。俺は全日本プロレスに来て本当に良かったと思います。この3冠ベルト巻いてからつくづく思う。俺は本当に幸せ者だ」と感謝の言葉を口にした。続けて「次の挑戦者、誰が来るのか分からないけど…」と言いかけたところでパートナーの本田竜輝が登場。「7月20日、後楽園大会でこの俺に挑戦させろ。勢いがあって、若い、俺たちにしかできない3冠戦やってやろうぜ」と挑戦表明を受けた。
安齊も「俺もそういえば悔しい思いがあるな。チャンピオン・カーニバル公式戦、俺はお前に負けてんだよ。熱い気持ちが覚めないうちに3冠やろうぜ」と受諾。1週間後という短いスパンでのV4戦が決定的となった。












