〝パリーグメンタル〟で交流戦を盛り上げられるか。「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見が27日に都内で行われ、売り出し中の選手らが「交流戦の戦い方」を注入された。
指南役はゲストとして会見に出席し、交流戦初代王者ロッテの元正捕手だった里崎智也氏(48)。同氏は交流戦が始まった当時に思いを巡らせ、パ・リーグのメディア露出が今と比べて少なく「(交流戦が)一年で一番有名になれるチャンスだった」と回想した。
中でも巨人戦は特別で、チームの合言葉は「本気を出すのは19時から」だったという。これは巨人戦の地上波中継が19時から始まるため、それ以降に活躍すればその様子がテレビに映ることから生まれたもの。気合が入ったロッテは2005年、06年の巨人戦通算11勝1敗と驚異的な成績を収めた。
時代が違うとはいえ、妙に説得力のある話だ。こうした〝パ・リーグメンタル〟が伝播したのか、出席したパ戦士たちのコメントにも熱がこもった。楽天・小郷が「セ・リーグ相手にしっかり活躍して、ちょっとでも名前を覚えてもらえるように頑張ります」と意気込めば、ソフトバンク・川村は「明日から巨人戦なので、活躍してテレビに映りたいなと思います」と腕をぶした。さらにロッテ・佐藤は「うちの球団には有名な選手があまりいないので、この交流戦で一気に人気を勝ち取っていきたいなと思います」と、リップサービス込みで気合をみなぎらせた。
今ではさまざまな媒体が生まれ、極端なメディア露出の差はなくなったが、それでも宿る〝パ・リーグメンタル〟。雑草魂が交流戦をより盛り上げていく。












