巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(22)が26日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利をマーク。中大の先輩である指揮官との絆を再認識した。

 背番号17は同点の9回にマウンドに立つと中大1年先輩・森下を左飛に仕留めた。続く大山を三ゴロと虎の主軸を抑え流れを断つと延長10回に味方が勝ち越し。最後は守護神・バルドナードがしっかりと抑え右腕に白星が転がり込んだ。

 阿部監督は「この1勝を忘れないでほしいなと思いますね」と14ホールドでチームに貢献し続ける右腕にうなずいた。

 西舘は森下との対戦を「打ち損じであそこまで持っていくパワーというか、力はすごいあると思いますし。一発だけ警戒しながらですけど、何とか抑えられてよかったです」と振り返った。

 母校は28日の青学戦(神宮)に勝てば東都大学野球春季リーグ優勝が決まる。右腕は「練習中に阿部監督から、『優勝したら何か送るか』みたいな。連名? そうですね」と指揮官との会話の内容を明かした。ドラフトで自身のクジを引き当てた阿部監督に西舘がまずは1つ目の恩返しとなる白星を挙げた。