序盤戦は天敵攻略が重要なテーマとなりそうだ。広島は29日の開幕戦(横浜)でDeNAに3―4と逆転負けを喫し、2年連続の黒星スタートとなった。
それでも試合後の新井貴浩監督(47)は、昨季0勝4敗で苦手とした左腕・東克樹投手(28)から5回までに10安打3得点を奪った点について「今年は違うと思ってもらえたんじゃないかな」と前向きに振り返った。マウンドから引きずり降ろすまでには至らなかったが、今後も苦手左腕とのマッチアップが続きそうなだけに、昨年とは異なる姿を相手に印象づけたのは収穫だ。
昨季の広島がとりわけ手を焼いたのが、東に加え、阪神・大竹、伊藤将の3人。大竹の6勝を筆頭に、東には4勝、伊藤将に2勝を献上しており、3人ともに防御率は1点台以下と攻略に苦しんだ。虎の2人については現状、伊藤将が平日ローテの3連戦で開幕4カード目、週末カードで回る大竹も5月上旬の開幕30試合以内で当たる可能性がある。朝山打撃コーチは「今年は早いうちに何とかしたい」とリベンジを期している。
もちろん東対策に関しても「かなり絞り込んでやった」(同コーチ)と相手捕手の山本の配球傾向や、走者の有無のケースでの球種、コースに至るまでスコアラーと徹底的に洗い出していた。実際、3回には5連打で3点を奪うなど効果は決してゼロではなかった。
天敵3人に対し、昨年の対戦成績は屈辱の0勝12敗。この数字を今季は、せめて「五分」には戻したいところだ。












