恐るべしルーキーだ。DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21=ENEOS)が28日、広島との開幕戦(横浜スタジアム)に「1番・右翼」でスタメン出場し、いきなりプロ初安打初本塁打を放った。

 3点ビハインドで迎えた3回一死一、二塁の第2打席。相手先発の九里から初球、129キロの内角高めのスライダーを振り抜き、右中間スタンドへ叩き込んだ。

 記念すべきメモリアル弾が試合を振り出しに戻す値千金の同点3ランとなった。打球の行方を確認し、一、二塁間で感激の余りに力強くガッツポーズ。右手を繰り返し突き上げながらホームを踏むと、ベンチでは三浦監督とハイタッチを交わし、先輩たちから手荒い祝福も受けた。

 度会は「チャンスの場面だったので『自分はやれる!』と信じて打席へ向かいました。角度もよく捉えられ同点に追いつくことができ、うれしいです。(初安打、初本塁打、初打点については)自分の思い描いていた通りのスイングができたので、今後も続けられるよう頑張ります!」とコメントした。

 同球団で新人が放った開幕戦本塁打は大洋時代の1960年に黒木基康が記録して以来、実に64年ぶりとなった。