相次ぐ故障者も岡田虎にとっては心配なし!? 阪神は22日のオリックス戦(京セラ)に0―3で零封負けを喫し、オープン戦は2勝13敗1分けで12球団ぶっちぎりの最下位。開幕1週間前に打線の主軸である森下翔太外野手(23)、大山悠輔内野手(29)が試合に出られない状況な上、この日は開幕投手の青柳晃洋投手(30)が右足マメの影響で降板するなど、故障者続出の非常事態に陥っている。

 17日の中日戦以来となる担当記者の囲み取材に応じた岡田彰布監督(66)だが、さすがにイライラを隠せず言葉に怒気をはらませた。青柳の開幕に関して「マメや。(開幕登板の可否は)分からへんよ」。右足を痛めている森下に質問が及ぶと「(試合出場は)無理やから出してないだけやん。(チーム帯同なのは)大丈夫やからいてるやん。骨折やったら入院してるやろ」とまくし立てた。

 さらに大山の話題を振られると「そら(試合前のシート)ノックを今日も外しているわけやから。そういうことやんか。そら様子見てな。練習見とったら分かるやんか。あのへんは」とストレスは頂点に達した。欠場中の主力に関しての質問が集中しても、開幕1週間前に指揮官が詳細を明かせるはずもない。

 2月1日のキャンプインからネガティブな要素がほぼ皆無。球団史上初の連覇へ向け、順調そのものに見えた。だが、開幕直前で露呈した各所にほころび。この状況すら岡田監督の想定内ならいいのだが…。

 29日の巨人との開幕戦には先発・青柳が万全でマウンドに立ち、3番・森下、4番・大山がオーダーに並ぶ可能性がまだゼロになったわけではない。虎党とすればオープン戦最下位も、主力のアクシデント続出も岡田監督の〝演出〟であればと願うしかないが、果たして…。