女子プロレス「スターダム」の元ワールド王者・林下詩美(25)が、王座奪還に失敗した。

 20日の名古屋国際会議場大会で現王者の舞華に挑戦。2020年11月から21年12月まで王座を保持した詩美は2度、舞華の挑戦を退け9度の防衛に成功している。

 約3年4か月ぶりの王者返り咲きを狙い、序盤から攻めの姿勢を見せた。15分過ぎに胴締めスリーパーで締め上げると、さらに闘志に火がついた挑戦者は、トーチャーラックボムからのショルダータックルで王者を徹底的に攻める。

 だが試合時間が残り3分を切り、得意のハイジャックボムを避けられると流れを一気に奪われてしまう。最後は旋回式のみちのくドライバーⅡからのリストクラッチ式みちのくドライバーⅡを決められ、無念の3カウントを献上した。

 試合後、目に涙を浮かべた舞華から「詩美、やっとお前が私のことをライバルだって認めてくれてうれしい。お前を追いかけてスターダムに来てよかったよ。ありがとう」と感謝を述べられた。

 すると詩美は「舞華、お前ってやつは進化の止まらねえ女だな。赤のチャンピオンのお前と戦えてよかった。今は負けたのにすげえ幸せだよ。本当にお前がライバルでうれしいんだよ。ありがとうな」と返答。ライバル物語の行方に注目だ。