新日本プロレス18日福島大会「NEW JAPAN CUP(NJC)」準決勝で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の辻陽太(30)がNEVER無差別級王者・EVILを撃破し決勝戦(20日、長岡)に進出した。
準々決勝(17日、静岡)ではLIJの鷹木信悟が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の介入を受け、EVILに敗戦。ユニット同士の遺恨が深まる中で迎えた準決勝は、戦前の予想通り大荒れの展開となる。開始早々からH.O.Tの成田蓮、高橋裕二郎、ジャック・ペリー、金丸義信、ディック東郷が乱入し、LIJからは高橋ヒロムとBUSHIが助太刀に訪れるも収拾がつかず、わずか1分31秒で無効試合となってしまう。
こうして次に行われるSANADAと後藤洋央紀の準決勝が急きょ決勝戦に変更…されるわけにはさすがにいかない。両軍のセコンドが退場した上で再試合のゴング。ところが1対1の戦いがいつまでも続くわけがなかった。辻のダイビングフットスタンプがレフェリーに誤爆すると、H.O.Tの5人が再乱入。LIJからもヒロムとBUSHIがリングに上がるが返り討ちにされてしまう。
辻は何とかEVIL(変型大外刈り)を回避し、70CROSS(変型ボム)で反撃に転じるが、サブレフェリーとも交錯を誘発され、またもリングは無法状態に。H.O.Tの総攻撃を受けてしまう。
しかし、ここでこの日試合がなかった鷹木が登場し、H.O.Tの5人を蹴散らす大仕事。ついに孤立したEVILにBUSHIの毒霧、鷹木のパンピングボンバーが決まると、3人目のレフェリー登場と同時に辻がジーンブラスターをさく裂させ、大乱戦に終止符が打たれた。
バックステージでは「助けてくれた鷹木さん、ヒロムちゃん、BUSHIさん、本当にありがとうございました。おかげでNJC、残すはあと1試合。必ずこの手に時代をつかみ取ってやる」と仲間に感謝。これで初優勝、そしてIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也とのLIJ同門王座戦に王手をかけた。
辻は「このセルリアンブルーのリングは新日本プロレスなんだ。EVIL、認めたくないけどお前はすごいレスラーだ。認めたくないけど尊敬している一面もある。ただ、お前のやり方じゃダメなんだ。お前のやり方は俺の思う新日本プロレスじゃない。この俺が新日本プロレスの新しい時代のトップを走らなきゃいけないんだ」と、世代交代の誓いを新たにしていた。












