新日本プロレス16日の愛知大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の金丸義信(47)がYOH(35)への教育マッチを予告した。
IWGPジュニアヘビー級王座のベルトを巡る戦いは非常に複雑だ。まずは2月札幌大会で現王者のSHOからYOHがベルトを持ち逃げ。これを受けSHOは「ベルトを盗まれた精神的ダメージ」という何とも怪しい理由で、シリーズを全戦欠場という強硬手段に出ている。
すると15日大阪・堺大会で、今後はH.O.TでSHOと盟友関係にある金丸が、YOHからベルトを盗み返すことに成功する。なぜかYOHは「そのベルトをかけて俺とシングルを組め」と要求。20日長岡大会で金丸とYOHの一騎打ちが決定した。「ベルトをかけて」も何も、言うまでもなくIWGPジュニア王者はSHOのため、ただのスペシャルシングルマッチだ。
この日の大会で金丸はH.O.Tと「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の10人タッグ戦に出場。試合後のバックステージでは「決まったろ、長岡でYOHとシングルマッチ。ベルトを盗んで、どういう教育してんだ、おい? シングルマッチじゃねえよ。教育マッチだ。俺がしっかりあの野郎を教育してやるよ。ふざけんなよ、オイ」と息巻いた。
その直後、叫びながら接近してきたYOHに襲撃された金丸だったが、間一髪で回避。床に転がるYOHを尻目に「テメー、いい加減にしろ! 俺が長岡でしっかり教育してやるからな、覚えとけ!」と吐き捨て立ち去った。なおYOHは、なぜか襲撃時にかぶっていた帽子を床に叩きつけると「クソッタレが!」と悔しそうに控室へ戻っていった。
それにしても妙なのは、普段は反則ざんまいで悪行に悪行を重ねているH.O.Tの金丸の言動に筋が通ってしまっている点だ。ベルトを盗み返したのも、王者であり盟友のSHOのことを思えば当然の行為であり、何なら正義は金丸にある。
悪名高いH.O.Tを比較対象にしても常軌を逸しているとしか思えないYOHは、レスラーとしてどう評価するべきか非常に悩ましい存在になってきた…。












