第96回選抜高校野球大会の第1日第1試合で関東一(東京)と開幕試合を控える八戸学院光星(青森)のプロ注目左腕・洗平(3年)がライバル校・青森山田との頂上決戦を見据えた。

 14日に甲子園練習を終え、洗平は「夏が四死球が多かったので秋にうまく修正できた。下半身強化をこの冬にやってきた。疲れてきたら上体だけになってくるのでカバーできるように。開会式の後なのでアップの仕方とかあると思うけど、人も入るんで頑張ろうと思います。1球目? ストライク入るように」と淡々と話した。

 強打の関東一については「1、2番を抑えて走者なしで主軸と勝負するのがカギになる。弱気にならず、自分らしさ全開で。変化球でかわして最後は厳しいところにストライクで」とイメージを膨らませている。

 帽子のツバの裏に「神左腕」と書いている。2年先輩の左腕投手の好きだった言葉を受け継ぎ「春に限らず、夏も見据えてやっている。球威とかマウンドでの自分らしさを夏に向けてやっていく」とさらなる高みを目指す覚悟だ。最速は147キロだが「最速とかあまり思わないタイプなので、全体的に球速を上げていきたい」と心掛けている。

 別ブロックにはライバル校の青森山田が控えている。秋の東北大会決勝では登板がなく、相手エース桜田(3年)にノーヒットノーランという屈辱の敗退を喫した。悔しさを忘れることはない。「決勝でしか当たらない。そこはまず一つずつやっていけたらいい。決勝で? そうです」と闘志を胸に秘め、階段を上っていく。