リーグ5位からの浮上を狙うヤクルトが〝投倒状態〟に陥っている。
13日のDeNAとのオープン戦(横浜)に先発したのは来日4年目のサイスニード。この日がオープン戦2度目の先発だったが、初回に二死から佐野に内野安打で出塁を許すと続く石上には死球を与えて一、二塁とピンチを拡大させてしまった。すると宮崎に高めの直球を左翼席へ運ばれ、いきなり3失点を喫した。
続く2回こそ三者凡退で抑えたものの3回に再び悪夢が待っていた。イニングの先頭のルーキー渡会、オースティンに連続安打を浴びて無死二、三塁とされ、佐野のボテボテの内野ゴロの間に1点、石上の犠飛で2点を献上。塁上から走者がいなくなったが、宮崎への2球目に投じたカットボールがど真ん中に入り、今度は右中間席へ叩き込まれ、再び3点を失った。
昨季のサイスニードはチーム2位となる7勝(8敗)をマーク。ローテーション投手にとってオープン戦は調整の意味合いも強いが、4回で宮崎の2被弾を含む6安打を浴びて6失点の結果に終わった。
その助っ人右腕の7勝を昨季上回ったのは10勝を挙げた小川泰弘だけ。ただ、小川は先週から「コンディション不良」に見舞われ、29日の開幕戦に間に合うかについて高津臣吾監督は「分からない」と話していたばかりだった。それだけにチームの2トップがそろって故障や不調では心もとない。ベンチで表情を曇らせた高津監督の心が晴れる日は訪れるのか。












