ヤクルトからトレード移籍した西武・元山飛優内野手(25)が開幕スタメンへ猛アピールを続けている。
12日に行われた中日とのオープン戦(ベルーナ)に「6番・三塁」でスタメン出場。相手先発・小笠原から右翼線二塁打、三塁内野安打の2打数2安打。打率を4割5分5厘(11打数5安打)に上昇させ、オープン戦首位打者に躍り出た。
5回の走塁では小笠原の暴投に乗じて一塁から一気に三塁を陥れた。三塁へのヘッドスライディングでは滑りながら三塁手・高橋周のタッチをかいくぐる好走塁を見せ、外崎の適時打で同点のホームも踏んだ。
元山は好調な打撃について笑みを見せながらも「ちょっと出来すぎなところがある。継続しようと言っちゃうとビッグマウスになっちゃうんですけど、もっとアピールできるよう頑張りたい」と謙虚な言葉を並べた。
打撃向上のきっかけに関しては「嶋(打撃)コーチの打つポイントの意識と呉念庭さんと1回電話で話す機会があって、呉さんのアドバイスを試した時にすごく良かったので、その嶋さんと呉さんのアドバイスを大事にしています」。昨季限りで西武を退団し、現在は台湾の社会人チーム「全越運動棒球隊」に所属する呉とのつながりを明かした。
呉とはヤクルトの二軍時代に塁上で打撃についての会話を何度かしたことがあったという。その上で「キャンプ中に蛭間と呉さんが仲が良くて、宿舎でテレビ電話していたところに自分もいて『こうやって打てばいいんじゃない』というアドバイスをもらった」とも続け、昨年まで西武の三塁を守っていた呉との縁に感謝した。
西武を離れても台湾から新加入メンバーへの支援を惜しまない呉と、その恩に報いたい元山。得点力不足が懸念されるチームに背番号30が新風を吹き込んでいる。












