新日本プロレス「NEW JAPAN CUP(NJC)」が6日の大田区総合体育館大会で開幕し、矢野通(45)が高橋裕二郎(43)を下し2回戦(11日、松山)に進出した。

 裕二郎の奇襲を受けた矢野は、場外乱闘でもお株を奪われる。手錠で自身の手首と場外鉄柵をつながれ、あわやリングアウト負けの危機に陥った。

 それでも鉄柵のジョイント部分を外し、間一髪でリングに生還すると裕二郎から手錠のカギを奪い取る。場外の渡辺大星リングアナウンサーを巻き込んで、裕二郎と抱き合わせるような形で手錠で拘束。身動きを封じると急所攻撃を見舞い、そのままリングに戻る。もちろん裕二郎はカウント20以内に戻ることができず、リングアウト勝ちを収めてみせた。

 結果的に自身の土俵に飛び込んできた裕二郎を返り討ちにした格好の矢野は「ああ、本当にごめんなさい。ごめんなさい。できれば誰も巻き込みたくない。僕は誰も巻き込みたくないのに…。皆さんごめんなさい」とうわごとのように謝罪しながら控室へ。もちろん本心であるわけがなく、くせ者が今年もトーナメントを荒らしまわりそうな気配だ。