陸上女子の田中希実(24=ニューバランス)は、フォームの〝ブラッシュアップ〟に着手している。

 1月中旬の都道府県対抗女子駅伝後に自身3度目のケニア合宿を敢行。何度もケニア人らの走りを目の当たりにする中で「今まで意識してきたことばかりを繰り返すのではなくて、何か変えないとなというきっかけにもなった」。自身のフォームを分析する機会は多くないが、大いに刺激を受けたという。

 現在の田中が目指す理想像の1つは「ケニア人のようなパワフルな走り」だ。「より再現可能にしたいと今は思っていて、それがどうやったらできるか」と切り出した上で「海外のレースに出ていかないと、そういった学びがなかったり、この選手は他のレースでどんな走りをしているのかなというようなイメージにはつながらない。どんどん海外のレースに出ることがフォームを意識するきっかけになった」と微調整を繰り返す理由を明かした。

 26日には世界室内選手権(3月1~3日、イギリス・グラスゴー)への出国前に羽田空港で報道陣の取材に応じ「少し調子は上向いてきたのかなというような感覚はある。その感覚を信じていければ。シーズンに入る前でも、調子をシーズン中と変わらないレベルに持っていく上で大事な大会になる」と展望を語った。約5か月後のパリ五輪へ向けて、新たなヒントを見つけることはできるか。