巨人・阿部慎之助監督(44)が連日の大勝にもカブトの緒を締めた。チームは広島とのオープン戦(24日、コザ)も10―1と完勝。前日の阪神戦に9―4で快勝した勢いを維持した。

 無傷の2連勝にも指揮官は試合内容を淡々と振り返ると「今日もね、2人ほどプロ野球を知らない選手がいたんで、自軍が大ケガをする恐れがある」とナインに〝ダメ出し〟だ。

「(スコアが)10―1でセーフティーを構えたり。10―1で、9回二死走者一塁でファーストが後ろ(の守備位置に)行かなかったりね」(阿部監督)と、8回の湯浅のセーフティーバントの構えと、9回に秋広がセオリーに反して一塁についていた守備に苦言を呈した。

 最後に「そういうとこをね、ベンチの指示待ちじゃなくて、できるようになってほしい」とピシャリ。秋広については、オフに球団行事を2度遅刻したことから「人としての成長を監視していく」と公言していた。

阿部監督から厳しい視線を向けられる秋広
阿部監督から厳しい視線を向けられる秋広

 23日の阪神戦(那覇)でも適時二塁打を放った秋広に「(成長は)全くないですね。1本打って満足しちゃったのか、そのあとの打席、ホームラン打たれた次の回の初球ポンポーンと打ち上げて。ああいうのはちょっと野球知らないんじゃないかと思います」と手厳しかった。

 もっともそれは期待の裏返し。新人時代に二軍監督として指導した秋広に、成長してほしいという〝親心〟からだ。指揮官の思いに、秋広は応えられるか―。