全日本プロレスマットで「バカバカ論争」を繰り広げる諏訪魔(47)と鈴木秀樹(43)のコンビが、世界タッグ王座取りに王手をかけた。

 斉藤レイが「右肩関節脱臼」で戦線離脱し、兄・ジュンとの斉藤ブラザーズが同王座を返上。空位のベルトを巡る争いがスタートし、23日の岡山大会では「世界タッグ王座決定戦進出チーム決定戦」で諏訪魔&鈴木は、本田竜輝&安齊勇馬と対戦した。

 20日後楽園大会の第1試合で諏訪魔と鈴木はシングルを行い、少しは絆が深まった様子。最後は鈴木が本田を卍固めで捕獲し、レフェリーストップで勝利を収めた。

 試合後、2人は肩を組んで大喜び。バックステージでも「やったぜ!」と熱い抱擁を交わすと、鈴木は「世界タッグ奪取!」とさけんだ。

 だが、諏訪魔は「ん?」と首をかしげる。この後、2人は25日の京都大会で宮原健斗&青柳優馬のビジネスタッグと王座決定戦で激突。ここで勝てば、第98代王者として認められる。この日はあくまで、宮原&優馬の相手を決める一戦だったが、どうやら大きな勘違いをしていたようだ。

 それでも気を取り直した鈴木が「こっちはビジネスじゃないから。本当にビジネスだから」と強調すると、諏訪魔は「そんな、つらいこと言わないでよ…」と悲しそうな表情を浮かべていた。