五輪切符獲得へ虎視眈々だ。競泳女子の成田実生(17=金町SC)がコナミオープン最終日(18日、東京アクアティクスセンター)の200メートル個人メドレーで、2分10秒11を記録。高校生における大会新記録を樹立した。

 それでも、同着優勝となった松本信歩(東京ドーム)、東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)に0秒04差及ばず3位という結果に「高校1年の夏ぶりに自己ベストを更新できてうれしいが、最後競り負けてしまったのは悔しいので、複雑な感じ」と満足はしていない。

 前日に行われた同種目の400メートル決勝では自己ベストを上回る4分36秒68。背泳ぎのゴールタッチ違反で失格となり、記録は〝幻〟となった。それでも、泳ぎには手応えをつかんだ様子で「最近は自己ベストが出せてなかったが(パリ五輪の)選考会前に出すことができた。気持ちも一気にグっと上がって、ポジティブな方向に向けることができた」と大会を振り返った。

 パリ五輪選考会(3月17日~24日)では200メートルの出場枠2つを、松本、大橋の3人で争う形となる。「最後までどうなるか分からないが、最後は気持ちが強い選手が代表権をゲットできる。本番では(1分)8から9秒台が代表権を獲得できるラインになると思うので、しっかり意識して練習を頑張りたい」と力強く意気込んだ。