女子プロレス「スターダム」のSTRONG女子王者・ジュリア(29)が、17日後楽園ホール大会のV9戦で激突する刀羅ナツコに悪夢の再現を予告した。〝お家騒動〟に揺れている団体の現状について思いも語り、混乱の中、前哨戦で自身の闘志に火をつけた刀羅を相手に思う存分大暴れするつもりだ。
14日の後楽園大会で行われた前哨戦では星来芽依、鈴季すずと組み、刀羅&渡辺桃&スターライト・キッドと対戦。激闘を繰り広げ、最後は刀羅から直接勝利を奪い決戦へ弾みをつけた。昨年7月に同王座を手にしてから国内外問わず防衛戦を実施。ベルトの価値を高めてきた王者は「ナツコはスターダムの中では、すごいパワーファイターかもしれないけど、アイツを軽く超えるようなデカイ選手を倒してきたから自信はある」と言い切った。
刀羅とは今回3度目の一騎打ちだ。1度目は2020年3月、自身が初優勝したシンデレラトーナメントの決勝で対戦。2度目は翌年1月、ワンダー王者だったジュリアが、刀羅の要求を受け入れノーDQマッチで戦い王座を防衛した。「あのシンデレラはスターダムに移籍してすぐで、お客さんからジュリアがどんな選手なのか見定められているのをすごく感じた。でも決勝でナツコと戦って、細かいこと全部吹っ飛ぶぐらい燃えたんだよ。ワンダー戦も瓦持ってきたり、顔面真っ青になったり懐かしいな…」と目を細めた。
V9戦を前に気がかりなことも起こった。団体は選手、スタッフへの引き抜き行為があったとして、エグゼクティブプロデューサーを務めていたロッシー小川氏との契約を2月4日付で解除した。今回の騒動について問うと「正直私は今までの体制に不満もあったし、それを口にもしてきたけれど、それはスターダムの未来を思ってのこと。去年社長が交代して、改善の道が開けるのが1年早ければこうなってなかったと思う。本当はこんな状況になってほしくなかった…」とつぶやいた。
団体が混迷する中、久々に臨む刀羅とのシングルは、心躍る一戦だ。「正直さ、最近のスターダム面白くねえなって思ってたんだよ。自分がバチバチできる相手もいなくなってきたのかなって。でも前哨戦でナツコとやり合って、ジュリアは〝戦い〟が好きなんだなって。本来のジュリアを引き出されてる気がしてムカつく」と吐き捨て「ワンダー戦でチェーンで宙づりにして失神させたの覚えてるか? あの時の屈辱をよみがえらせてやる。震えて眠れ」と予告。本領発揮の決戦となりそうだ。












