女子プロレス「スターダム」の元ワンダー王者の白川未奈が、王者・岩谷麻優(30)にピンフォール勝ちし、IWGP女子王座戦(23日、新日本プロレス北海道立総合体育センター 北海きたえーる)へ弾みをつけた。

 14日の後楽園ホール大会で舞華、ジーナ、月山和香、HANAKOと組み、岩谷&葉月&羽南&飯田沙耶&弓月とオーバー・ザ・トップロープルールが採用されたイリミネーションマッチで激突。

 試合時間が17分を過ぎ、脱落者が続出する中、足4の字固めで飯田からギブアップ勝ちを奪い脱落させると白川に勝利の兆しが見えた。その後、岩谷を相手に自軍の舞華と好連係を炸裂。2対1と有利な状況に追い込んだが、王者の粘りに苦戦を強いられた。

 それでも王座取りへ闘志を燃やす白川は、岩谷にローリングエルボーを叩きこみ、インプラントDDTで形勢逆転。舞華の強烈なラリアート2連発で岩谷をとらえると、最後は白川がフィギュア・フォー・ドライバーMINA(旋回式ドライバー)で3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った白川は「2・23札幌まであと少し。ゾクゾクしてきたよ。スターダムの歴史は岩谷麻優の歴史かもしれないが、だからこそ歴史をひっくり返す。新しいスターダムを引っ張るのはこの白川未奈。白川ウエーブ、感じてみるか?」と挑発した。

 疲労困ぱいで立ち上がることもできない岩谷から「今日は完敗。波に乗ってるね。それは今日痛感した。でも、このIWGPの壁はまだまだ高いよ。そんなちっちゃい波じゃこのIWGPは取れないし、岩谷麻優の壁も乗り越えられない。2月23日、きっちりと岩谷麻優が壁、覚悟を味わわせてやる」と宣戦布告された。

 すると白川がマイクを奪い「全部その壁ぶち壊してやるよ。ファンに弱音吐くようなチャンピオンに団体を任せられない」とチクリ。最後は「私はどんな時も明るくどん欲に進むよ。23日、政権交代だよ」と言い放ちリングを後にした。