黒人初のメジャーリーガーで公民権運動の象徴ともなった〝伝説〟ジャッキー・ロビンソン氏の銅像を盗んで燃やした犯人が逮捕された。米国カンザス州ウィチタの公園で先月末、ロビンソン像が足首だけになっているのが発見され、その後に近くのゴミ箱から破壊され、燃やされた胴体部分が見つかっていた。

 逮捕・起訴されたのは45歳の男で、地元ウィチタ警察は「憎悪の動機によるものという証拠は出ていない。むしろありふれた金属を廃棄して金銭的利益を得るための動機と考えている」と明らかにした。複数による犯行とみて捜査が続き、すでに100人もの聞き込みが行われていると現地メディアが伝えている。

 銅像は1月24日に足元で切断されているのが見つかったが、その後の調べで防犯カメラに3人の男が盗み出す様子が映っていた。

 事件後に非営利団体「リーグ42」には19万4700ドル(約2930万円)もの寄付金が集まり、MLBも新像建立に全面支援を約束している。