全日本プロレスの前3冠ヘビー級王者・青柳優馬(28)が、お家騒動に揺れる団体の再興を誓った。〝闘魂スタイル〟を掲げる現3冠王者・中嶋勝彦(35)を操る「黒幕」の王道乗っ取りは完了したと断定。沈没状態にある王道マットの引き揚げに着手する。
優馬&宮原健斗のビジネスタッグは、25日の京都大会で斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)が持つ世界タッグ王座に挑戦する。優馬は「何もベルトがないのは寂しいですから。一個一個取り戻していくつもりです」と闘志を燃やす。
唯一の不安要素は、斉藤ブラザーズの「ファンになった」と言い出し、サインまでもらった宮原だ。「大将はユーチューブを始めてから変わってしまった…。数字に取りつかれているんです。あのサインも視聴者プレゼントに回すんでしょう」と嘆く優馬は「世界タッグ戦で大将の目を覚ましたい!」と約束した。
王座奪取と同時に団体の立て直しも図る。先日は中嶋が猪木元気工場(IGF)から「闘魂」と「1、2、3、ダーッ!」の使用について警告を受けたとして謝罪。相変わらず迷走が続く現状に、優馬は「あまりにもレベルが低い!」と吐き捨てる。さらに「一番つらいのは中嶋勝彦のファンでしょう。20年積み上げたものを、言動一つで全て台なしにしてしまったんだから」と断罪した。
今回の騒動では「全日本プロレス株式会社」が「闘魂スタイル」を昨年11月に商標出願していたことも明らかになった。「初めて知った時は一瞬、思考が停止しましたよ。その後、二度寝して思ったんですけど(出願に)会社が動いていたってことは、もう乗っ取られているってことですよね。〝黒幕〟は実在して、すでに全日本は沈没していたってことになるじゃないですか…」
全ての始まりは優馬が昨年11月、中嶋に3冠王座を奪われたことだ。「いずれその責任は取りますよ。世界タッグも3冠も取り戻して、佐々木健介さんと北斗晶さんに中嶋勝彦と宮原健斗を鍛え直してくれるように頼み込みます。そして僕が、沈んだ全日本を引き上げます」と誓い、8日の新木場大会では6人タッグ戦に出場。会場を盛り上げたひねくれ者は、王道マットを救えるのか。












