卓球女子の伊藤美誠(23=スターツ)は、早くも次の目標に向けて歩みを進めている。
残り半年を切ったパリ五輪行きのチケットは逃したが、8日には都内で行われた世界選手権団体(16日開幕、韓国・釜山)の日本代表の公開練習に参加。「全日本終えて、全ての選考に対してやり切ったという気持ちもありながら、このままなんか終わってもちょっと寂しいなという気持ちもある」と率直な思いを吐露した上で「五輪までに海外のすごい大会がいっぱいあるので、それに出場して、どんどん世界ランキングを上げていきたいなという目標を立てることができた」と力強く語った。
先月末の全日本選手権で6回戦敗退に終わった直後は大粒の涙を流したが、その日の夜には気持ちを切り替えたという。「落ち込んだ部分は結構あったけど、五輪に出られなくても、違う目標というか、試合には出ることができる。海外の試合に出て、試合で成長することができる。大きな大会が多かったので、ラッキーだと思った。五輪に出る選手たちが大きな大会に出てくるので、いつも以上にレベルが上がると思う。そういう選手たちに勝っていきたい」と頼もしい言葉を残した。
パリ五輪は補欠に選出される可能性も残されている中で「東京五輪では早田選手が支えてくれて私も頑張れたけど、私はリザーブというのは向かない。行かないと思う」ときっぱり。新たな夢である「世界ランキング1位」を目指し、走り続ける構えを示した。
世界選手権は「(試合に)出られるかはわからないが、出た試合は全部勝ちたい」と気合十分。日本の女子卓球界をけん引してきた伊藤の目に、闘志が戻ってきた。












