侍ジャパンの井端弘和監督(48)が7日に宮崎・南郷の西武キャンプを視察した。

 同い年で2013年WBCメンバーでもあった松井稼頭央監督(48)とは長時間言葉を交わし、昨秋の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に招集した隅田、新加入で前回の「プレミア12」で圧巻投球を披露した甲斐野らからあいさつを受けた。

 また、昨年の大学ジャパンを視察した際にも注目していたドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)の成長に期待を寄せた井端監督だったが、自ら足を運んで3月の欧州代表との強化試合(京セラ)に出場を打診したのが平良海馬投手(24)だった。

 井端監督は「もともと力もありますし、東京五輪にも出て先発も1年やってみた中で候補の一人。あれだけ強いボール、それをコントロールよく投げられるというところでは、トップレベルにいる」と高評価。その上で「馬力も体力もあるので、今のところは先発しか考えていない」との構想も明かした。

 これに対し、平良は代表監督が見守る前で150キロ超の剛球をブルペンで披露。3月の欧州代表戦に向けてこう語った。

「投げる前に状態を聞かれました。143試合のシーズンだったら先発したほうがチームに貢献できますけど、試合数も少ないと思うので、代表では(先発でも中継ぎでも)どこでもいい。中継ぎでも試合を投げた後にブルペンで球数をプラスして対応したい」

 侍ジャパンでは先発にこだわらないスタンスを表明した。昨年、世界一奪回に成功したWBC組からNPBエース格だった山本と今永が抜け、11月のプレミアに向けて投手陣の再編成が急務となっている井端ジャパン。〝前でも後ろでもやる〟と頼もしいタフネス右腕がキーマンの一人となりそうだ。