WWE悪のユニット「ダメージCTRL」の女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズが、圧巻の返り討ちを果たした。

〝明日の女帝〟アスカと〝海賊王女〟カイリ・セインの名コンビは、1月26日のスマックダウンでカタナ・チャンス&ケイデン・カーターから約3年9か月ぶりにWWE女子タッグ王座を奪回。5日(日本時間6日)のロウ(ミズーリ州セントルイス)では、前王者組とのリターンマッチを受けて立った。

 アスカとカイリは前回スマックダウンで、ユニットのリーダーだったベイリーを裏切って襲撃。怒りのベイリーが祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)でイヨ・スカイのWWE女子王座挑戦を決断する、引き金を引いた。このためアスカ&カイリには、観衆から大ブーイングが上がった。

 だがアスカはどこ吹く風で、カタナを「こいや、オラ!」と日本語で挑発。右のわき腹にはテーピングがあったが、小柄なカタナの顔面に容赦なくキックを叩き込んだ。前王者組は得意の合体攻撃で逆襲するも、アスカ&カイリは、ケイデンにアスカのミドルキック→カイリのカカト落とし→アスカの顔面砕き→カイリのドロップキックと、流れるような連係攻撃でペースを譲らない。

アスカ(右)とカイリ(左)の合体技がカタナ・チャンスにさく裂(©WWE)
アスカ(右)とカイリ(左)の合体技がカタナ・チャンスにさく裂(©WWE)

 前王者組はカタナがロープにかかったカイリの背中にフットスタンプを浴びせるが、王者組はアスカのスライディングキックとカイリのエルボーアタックの合体技だ。アスカがカタナ&ケイデンの合体攻撃につかまると、カイリが場外からケイデンの脚を引っ張り阻止。ブーイングの中、アスカがカタナをドラゴンスリーパーで捕獲したところに、「レッスルマニア40」の掲示に視線を送ったカイリが鮮やかなインセインエルボーをぶち込み、3カウントを奪った。

 盤石の防衛に成功したカイリはベルトをギターに見立てたパフォーマンスを披露。さらに試合後、自身のX(旧ツイッター)を意味深に更新。「マミーとカイリ」と、何と闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」の〝マミー〟こと女子世界王者リア・リプリーとの2ショット写真をポストした。さらにマミーもこれをリポストしたのだ。

 リアは、母国オーストラリアのパースで24日に開催される次回PLE「エリミネーション・チェンバー」で、難敵ナイア・ジャックスの挑戦を受けることが決定。カイリのダメージCTRLは、リーダーのベイリーを追い出してメンバーが減ったばかりだけに、WWEユニバース(ファン)からは「ダメージCTRLとジャッジメント・ディが提携?」「ジャッジメント・デイがイヨ、カブキ・ウォリアーズと手を組むなら賛成だね」などと、まさかの合体を期待する声が上がった。

 果たして〝意味深投稿〟は、今後のリングにつながるものなのか。祭典へ向けて、アスカ&カイリも怪しく動き始めた。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。