WWE悪のユニット「ダメージCTRL」がついに分裂。WWE女子王者イヨ・スカイは祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラルフィア)で、盟友ベイリーの挑戦を受けることになった。

 ベイリーは1月27日の女子ロイヤル・ランブル戦を制し、祭典での最高峰王座挑戦権を獲得。イヨのWWE女子王座、「カブキ・ウォリアーズ」(アスカ&カイリ・セイン)のWWE女子タッグ王座とともにユニットでベルトを独占するため、リア・リプリーが持つ女子世界王座に挑戦する意向を示していた。ただイヨ、アスカ、カイリの日本人同盟との間にはかねて不協和音が生じており、今週のロウでリアへの正式な挑戦表明はなかった。

 2日(日本時間3日)のスマックダウン(アラバマ州バーミンガム)でどちらの王座に挑戦するか発表するとしていたが、ロッカールームでは不穏すぎる動きが…。アスカ、カイリと談笑しながらイヨは「無理、無理」と日本語で言いつつ、英語で「心配しないで。ベイリーは今夜で終わる」と何と裏切りを示唆。3人は高笑いで去っていったが、ベイリーがドラマ「家政婦は見た!」の市原悦子ばりにロッカールームの隅にこっそり立って話を聞いていたのだ。

 イヨ、アスカ、カイリはしれっと、ベイリーとともに笑顔でリングイン。ベイリーは「ダメージCTRLは家族よ」などとユニットの絆をアピールしたが、これを聞いたイヨらはあざ笑った。ベイリーは「ワタシ、ワカルヨ」と日本語でずばり。イヨらの日本語の会話を理解しており「あんたらはいつも私の陰口を言っている。なぜなの? 私の望みはダメージCTRLを頂点まで持っていくことだけだった」と話した上で、イヨ、ダコタ・カイと3人で始めたユニットが昨年11月にアスカとカイリから介入してからおかしくなったと言い「イヨ、どうしたの? あなたは何で裏切ったの?」とイヨに迫った。

ベイリー(左)をあざ笑うイヨ・スカイ(右端)たち(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ベイリー(左)をあざ笑うイヨ・スカイ(右端)たち(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 その時だ。アスカとカイリがベイリーの背後に回って急襲。2人でボコボコとベイリーを蹴りまくり、アスカは強烈なミドルキックを叩き込んだ。イヨが反逆の雄たけびを上げる中、倒れたベイリーはリング下から鉄パイプを手にとり復活。アスカ、カイリを殴りつけると、イヨもベルトを構えて対峙した。

 それでもすぐにリングを下りたイヨに対し、ベイリーはマイクで「イヨ、レッスルマニアで会おう!」と通告。これにより祭典「レッスルマニア40」で王者イヨvsベイリーのWWE女子王座戦が正式に決定した。

 イヨは自身のX(旧ツイッター)に「大丈夫。ベイリーはもう要らない!!!!!!!」「私たちは本当にもう友達じゃないわ」と立て続けにポスト。2022年7月30日の「サマースラム」から1年半、ダメージCTRLの盟友として共闘してきたベイリーと、正式に決別を宣言した。今年の祭典の決定カード第1弾は、注目の遺恨女子王座戦となった。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。