痛恨の負傷だ。WWEに10年ぶりに復帰したカリスマレスラー、CMパンク(45)が右腕を負傷し、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)は欠場が濃厚となった。

 27日の時間差入場バトルロイヤル「ロイヤル・ランブル戦」では最後の2人に残ったが、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスに場外に投げられ祭典切符を手にできなった。「ABEMA」にて放送された今週のロウには、右腕をアームスリングで固定して登場。マイクを握り「今回は運が悪かった。ランブル中に右腕の三頭筋がちぎれた」と明かし、試合中に右上腕三頭筋を断裂したという。

 次回PLE「エリミネーション・チェンバー」(24日、オーストラリア・パース)に強行出場し「レッスルマニア40」への切符を手にする選択肢もあるが、パンクは「現実的ではない」ときっぱり。昨年11月にWWEに復帰してから目標としてきた祭典は欠場する方向だ。

 米スポーツサイト「ブリーチャー・リポート」は「PWインサイダー」の記事を引用し、パンクは右腕を手術する見込みで「4~6か月の回復期間とリハビリに直面し、夏にリングに戻ることが最善のシナリオと信じている」と報じた。真夏の祭典「サマースラム」で復帰となれば、半年以上の長期欠場を余儀なくされることになる。

 2022年9月にもAEW大会で上腕三頭筋を断裂しており、バックステージでの乱闘騒ぎもあって23年9月にAEWから契約を解除された。パンクにとってはいわくつきの負傷だが、カリスマレスラーは「俺の車輪が外れちまうまでやり続けることを約束する。必ず来年チャンスがある」と誓っていた。

 一方でパンクは世界ヘビー級王者セス・ロリンズと対立しており、祭典での王座戦が期待されていた。そのロリンズはRR覇者で最高峰王座挑戦権を持つコーディに「たまにしか出てこないレインズではなく、俺と戦え」と告げ、祭典での挑戦者に逆指名。コーディは祭典の相手にWWEユニバーサル王者ローマン・レインズを指名していたが「考えておこう」と返答を保留した。

 さらに絶対王者レインズには、世界的スーパースターのザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が挑戦をぶち上げている。祭典まで残り2か月余り。〝主役〟パンクの離脱によって、男子の最高峰王座戦線が混沌としてきた。