【核心直撃】パ・リーグ4連覇を目指すオリックスは、2日から宮崎・清武で春季キャンプをスタートさせる。最強リリーバーの一翼を担った山崎颯一郎投手(25)が投球スタイルと同じくスケールの大きい目標を掲げた。190センチの長身から繰り出す直球は最速160キロ。昨季は自己最多の53試合に登板して1勝1敗、9セーブ、27ホールド、防御率2・08と大きく飛躍した。球界屈指のイケメンと言われ、オリ姫人気もナンバーワン。金髪に変身して宮崎キャンプに臨む山崎が口にした「現実的な夢」とは…。

 ――キャンプのテーマは

 山崎 今まで継続していたことをやり、フォームも感覚で変えている部分もあるのでそれをしっかり自分のものにする。

 ――相手に研究されてくるという意識も強い

 山崎 もちろん。体も大きくなっているし、去年とか以前を追いかけていたら理想の球は投げれないと思う。僕の場合は出力は出てもそれを維持することがあまり得意じゃない。150キロ後半がバーンと出ても次の球が150とか140後半とかになって差が出る。そこはまだ体を使いきれていないので、細かい歯車をしっかり動かせるようにしたい。筋力に頼っている部分がある。パワーはいいんだけど、肩、ヒジと落ちてくるところはあるんで、どれだけムラをなくすようにできるか、ですね。

 ――シーズン通して波をなくしていく

 山崎 終盤より中盤に落ちてくる。成績的には抑えているけど、感覚的には上がったり、落ちたりっていうのがある。波をなくすと自分が思っている投球に近づくし、もっとレベルアップできると思う。数字的には常時150キロ後半、力が入ったら160キロを超えていきたい。

 ――メンタル面は

 山崎 そこは練習のしようがないし、経験と自信。ここ数年で上がったと思う。シーズンのスタートが一番大事と思っているので、そこをパッと抑えたら流れでリズムがつくれると思う。

 ――投手陣は山本由伸(ドジャース)、山崎福也(日本ハム)が抜けて心配する声もあるが

 山崎 確かにデカいけど、それよりも下にいい投手がたくさんいる。自分を含めて勝っていきたい。

 ――下の突き上げも感じている

 山崎 もちろん感じているし、上から目線になっちゃうけど、いい投手がいる。斉藤響介、才木海翔もすごいいい球を投げるので、来るんじゃないかと思ってます。

 ――チームは若手が台頭するいい流れがある

 山崎 継続されていると思う。どんどんスピードも上がっているし、周りにいい投手がいるんで相乗効果がある。僕も自信は持っているけど、緊張感がある。刺激になるし、上を目指している。だからチームは強いし、いい環境と思う。

 ――4連覇がかかるが、個人的な夢は

 山崎 目標はメジャー。今はそんなに真剣に答えることはできないけど、夢というか目標というか、そこを目指してやっていますね。

 ――吉田正尚(レッドソックス)、山本と2年連続でMLBに

 山崎 身近な人が行くことで自分の中ですごく現実味を帯びてくる。まずはチームに貢献できるピッチングをして、みんなにいい感じで送ってもらえるような選手にならないといけないです。

 ――MLB志向で言うとロッテ・佐々木朗希の気持ちも分かる

 山崎 意識はしていないけど、気にはなります。気持ちが理解できるというか、ルールもありますし…そこはコメントが難しい。でも大事だと思う。結局は自分の人生なんでちゃんと意思を伝えるのは大事なことと思います。

 ――今季はこのまま金髪スタイルでいくのか

 山崎 はい、もったいないんで。怒られたら怒られたで、あとは自分の気分次第っす。