新型コロナウイルスの第10波が来ているといわれる。厚生労働省は全国の定点医療機関から15~21日にかけて報告された新型コロナの新規感染者数が計6万268人と発表。1医療機関当たり12・23人で9週連続で増加していた。昨年夏のピークに匹敵する規模だという。

 すっかり話題にならなくなった新型コロナだが、実は第10波が始まっている。愛知県の大村秀章知事は17日に第10波に入ったとの認識を示し、換気や手洗いを呼び掛けていた。また、能登半島地震を受けて避難していた80代女性が新型コロナに感染して亡くなっていたというニュースもあった。避難所では新型コロナやインフルエンザなど感染症が懸念されていた。

 感染が広がっているのはオミクロン株の変異株である「JN.1」。このJN.1は肺炎になりやすいとも指摘されており、感染しないに越したことはない。しかし、最近では注意する人も減った。

「年末年始にいろいろなイベントに行きましたが、後日、一緒に行った知人がコロナに感染しました。どこでとは分かりませんが、念のためイベント主催者に伝えたものの無視されています。コロナ禍だったら公表して来場者に注意を呼び掛けるのでしょうが、今はそれをしないので感染していても気付かずにそこら辺を歩いている人もいるのでしょうね」(50代男性)

 コロナは感染症法上の位置づけが5類に移行しており、かつてのように濃厚接触者を特定するようなことはしていない。誰も気にしないのであれば自分で気を付けるしかない。マスクや手洗い、うがいや換気などできることからやっていこう。