全日本プロレスの〝ひねくれ者〟青柳優馬(28)が、米AEWで活躍する竹下幸之介(28)に王道を見せつけた。

 竹下の希望で3月17日のDDT後楽園ホール大会では、2人の初シングルマッチが実現する。前哨戦として27日の東京・エスフォルタアリーナ八王子大会で、優馬が弟の青柳亮生と組み、竹下&岡谷英樹と激突した。

 先発で対峙すると、素早いグラウンドの攻防を展開し、互いの力を確かめ合った。5分過ぎには優馬が竹下を客席に投げ飛ばし、激しくぶつかり合う。その後もエルボー合戦で一進一退の熱戦を繰り広げた。

竹下幸之介(右)と激しい攻防を見せた青柳優馬
竹下幸之介(右)と激しい攻防を見せた青柳優馬

 試合が終盤に差しかかり、優馬が岡谷をロックバスターでとらえると一気に流れを奪う。さらに隙をついた亮生が竹下にケブラーダを放って分断に成功すると、最後は優馬が岡谷にTHE FOOLを決め、3カウントを奪った。

 試合後のバックステージで、優馬は「世界の岡谷! よく頑張ったじゃないか」と語り始め「でも岡谷という人間は正直、数年前の俺にそっくりだと思わないか。地味で、個性もない。そして顔のしまりがない…。世界の岡谷には頑張ってもらいたい」となぜかエールを送った。

 この日の竹下との対戦だけでは一騎打ちを迎えるには物足りなかった様子で、優馬は「3月17日か…。せっかくなのでまた来てもらってもいいし、青柳兄弟がそっち(DDT)に参戦してもいいよ」と終始上から目線で言い放ち、控室へ消えていった。