全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔(47)と鈴木秀樹(43)の不仲コンビが、一騎打ちで激突する。
27日の東京・エスフォルタアリーナ八王子大会で諏訪魔は鈴木、佐藤光留と組み、鈴木みのる、土井成樹、大森北斗組と対戦した。
暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」で、不仲のまま出場を続けていた諏訪魔と鈴木。その後の試合でもタッグを組んできたが、仲が深まることなく息の合わない連係が続いていた。
この日の試合でも2人は仏頂面でリングに登場。諏訪魔が北斗をブレーンバスターの構えでとらえると、鈴木もバックドロップを狙い全く息が合わない。その後も試合中にお互いを「バカ」とののしり合った。
だが、ダブルのショルダータックルで北斗を吹き飛ばし、さらに2人でダブルドロップキックを決め好連係を披露。最後は鈴木が北斗をダブルアームスープレックスで投げ飛ばし、3カウントを奪った。
試合後、おもむろにマイクを持った鈴木は「2014年3月にフリーになって10年たちました。もう1回昔の頃の気持ちを思い出して、プロレス界の強いヤツに挑戦していきます」と宣言し「全日本プロレスの頂点、強さ、諏訪魔さん、僕と試合しましょう」とシングルマッチを提案した。
鈴木の言葉に諏訪魔は笑顔を見せ「やろうよ。すぐにやろう。近いうちにどうだ」と快諾。すると鈴木は「やってくれるということなので、2月20日後楽園(ホール大会)でシングルマッチ、やります。全日本プロレスさん、どうにかしてください」と勝手に日時を指定し、リングを後にした。
最近はお家騒動で揺れている王道マット。専務として先頭を切って団体改革に乗り出し、ストレスの多い日々を送っていた諏訪魔にとっては一つの楽しみができたようだ。
バックステージで諏訪魔は「(鈴木の言葉が)俺に響いたんだよ。スイッチが入った。今の全日本に投げかけるような戦いをしたい。本気でガンガンやり合いたいね」と拳を握った。うれしそうな諏訪魔を横目に鈴木は「いつも本気でリング上で戦えよ」とツッコミながら控室へ消えていった。













