米野球殿堂は23日(日本時間24日)に全米野球記者協会の投票による今年の殿堂入りメンバーを発表した。レンジャーズなどで通算3166安打のエイドリアン・ベルトレ氏(44)、ツインズ一筋で首位打者3度のジョー・マウアー氏(40)氏がともに資格1年目で選出された。また昨年11票足りずに涙を飲んだ資格6年目のトッド・ヘルトン氏(50)も選ばれた。全385票中、得票率75パーセントの289票が必要だった。
ベルトレ氏は366票を得て得票率95・1パーセントだった。1998年にドジャースでメジャーデビュー。7年目の2004年に48本塁打で初の打撃タイトル獲得した。マリナーズ、レッドソックスを経て11年にレンジャーズ移籍。17年7月30日のオリオールズ戦で史上31人目の通算3000安打を達成した。ドミニカ共和国出身の選手としては初の快挙だった。三塁手部門でゴールドグラブ賞に5度、シルバースラッガー賞に4度輝き、オールスター戦には4度選出された。
マウアー氏は得票率76・1パーセントで293票を得た。2004年にメジャーデビュー。2000年代を代表する安打製造機の一人で通算2132安打、イチロー氏のライバルだった。06年に3割4分7厘で初の首位打者を獲得。08年は3割2分8厘で2度目の栄冠を手にすると翌09年はハイレベルな争いの末、3割6分5厘でイチロー氏の3割5分2厘を上回った。初のリーグMVPを受賞した。ゴールドグラブ賞に3度輝き、オールスター戦に5度、シルバースラッガー賞に5度選出されている。
ヘルトン氏は307票を得て得票率79・7パーセントだった。97年のデビュー以来、ロッキーズ一筋17年でメジャー通算2519安打を放った。2000年に打率3割7分2厘、147打点で首位打者と打点王の2冠を獲得し、ハンク・アーロン賞を受賞した。オールスター戦に5度選出。シルバースラッガー賞4度、一塁手部門でゴールドグラブ賞に3度輝いている。
資格9年目の通算422セーブの救援左腕、ビリー・ワグナー氏(52)は得票率73・8パーセント(284票)で5票届かなかった。
資格最終年の通算509本塁打のゲーリー・シェフィールド氏(55)は得票率63・9パーセント(246票)に終わり、資格を失った。
殿堂入り式典は7月21日(同22日)にニューヨーク州のクーパータウンズで行われる。
2025年の米殿堂入り投票では、イチロー氏が資格を取得し日本と同時に候補者になる。史上初の同時殿堂入りとともに得票率が注目される。












